の 2008年12月02日
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中国での安全問題

 中国の治安状況は全体的によいとは言える。20年くらい前「泥棒がいない国」とまで言われていた中国だが、経済発展にともない、都市部では窃盗、詐欺、暴力バーやカラオケなどの被害が多発している。外国人としては十分警戒してものを考えたほうがよい。

 もちろん殺人や強盗事件などの凶悪犯罪はほとんどないが、繁華街や観光地のスリや、個人経営の店や悪質のタクシーの運転手もいることに気をつけよう。

 中国では日本の警視庁も相当するのは公安部である。下には省には公安庁、市以下はすべて公安局という形になっている。日本の交番にあたるのが「派出所」だ。日本と違って、交通整理の警察は「交通警察」といって、制服は同じだが、ほとんど刑事関係には係わらない。トラブルがあったらとりあえず警察に助けてもらおう。(警官と警察署の写真)

 中国ではできるだけトラブルを予測してまず避けることだ、万が一トラブルに巻き込まれるばあいでもそれほど怖いことでもなく冷静に対処しよう。1つの原則としては被害に遭ったら必ず中国の公安局に届け出る。

 日本人が中国でよく遭うトラブルと対処法

日本人が中国でよく遭うトラブル

トラブルの対処法

スリ、置き引き、引ったくり:日本人が中国でよく遭うトラブルの一番に数えられるのはもの紛失だ。以下のパターンが多い。

∵観光地や繁華街、或いは込んでいるバスの中で鞄やポケットの中のものがすられる。

 観光やショッピングに夢中になって、財布や貴重品がすられるケースが一番よく聞く。

∵休憩所や長距離バスや列車のなかで油断して荷物は置き引きされる。

 日本人は中国では一番よく狙われるのは事実だ。盗む側はいつもこちらの隙間を見ているわけで、休憩所のよそみの瞬間やバスなかでの居眠りの間などでも気をつけよう。

∵ホテルの部屋に置いていたものがなくなる。現金や貴重品ももちろん、日本人が持っているカワイイ小物までなくなることもある。

∵鞄やポケットを切られて財布などがすられる。

 何より事前防止を一番に考えよう。すべてのところで自分の荷物や貴重品に気をつける。

 観光地や繁華街へ出かける前に予算をみて、お金を別なところにしておく。人ごみの中で財布を出したり、貴重品のある場所がばれたら危ない。

 荷物に目が離さないようにしておく。知らない人に荷物を任せることもさらに禁物。

 ホテルを出かける場合は貴重品は絶対置いていかないようにする。細かいものを片付けて、まとめてしまう。置いてある荷物にかぎを掛けること。

 盗難に遭ったら、ものを紛失したらただちに公安局に届け出る。以下のものが紛失した場合は特別対処をしなければ行けない。

○パスポート     ○トラベラーズ・チェック

○クレジットカード  ○航空券

不正請求される:日本人だけの問題ではなく、中国人観光客も最近悪質に不正請求されたりするケースも増えている。

∵タクシーの料金を法外の金額を請求される。特に空港や駅、或いは長距離バスターミナルで客引きのタクシーやシロタクが多い。行き先についていたらとんでもない金額が要求される。

∵お土産店で倍から数倍の値段でものを売られる。通常の手口はニセモノの品物を手渡すという。

∵街の人力車に約束の何倍の料金を要求される。おもなパターンとしては以下はあげられる。

 まず、他人数のばあいは約束の値段を人数をかけることにされる。

 また、目的地までの約束の値段を1キロなどの単位の値段にして要求される。

∵ナイトクラブやレストランで清算するときに知らない間に法外な高額を請求される。

 対策にはまず自分がこまめに状況チェックや判断すること。トラブルがあった場合は早速現地の関係部門にクレームし、対処してもらう。

 タクシーの利用には絶対客引きのタクシーについていかないこと。都会の空港や港、バスターミナルなどではちゃんとタクシー乗り場がある。そこで並んでいるタクシーを利用しよう。田舎ででも最近タクシーがたくさん増えていて、道端で簡単に拾えるようになっている。流れるタクシーをつかまえてのろう。乗る際にタクシーのメーターの有無をちゃんと確認する。

 メーターのないタクシーを利用しないことは基本だが、メーターが普及していない地方もある。こういうタクシーや人力車を利用するばあいは必ずこまめに料金の交渉をしておこう。タクシーに乗る前に必ずプレートナンバーを確認し、覚えておくこと。

 レストランやケラオケバーでは注文する前にはちゃんと値段を確認して、清算時にだいたいの金額を頭にいれることだ。

 怪しいと思うときにはとりあえず何気なく領収書をもらう。後の証拠となるので、ちゃんともらった領収書を確認することも大事だ。

交通事故に遭ってしまった:中国の交通事情や交通ルールが日本と違って、日本人が慣れないことが多い。

 「郷に入れば、郷に従え」ということで、現地の交通事情をよくわかっておいて、常に交通安全に気をつけよう。

∵自動車は赤信号でも右折することができる。

∵横断歩道にほとんど信号がなく、あっても車が歩行者を待ってくれることはない。

∵「自転車天国」といわれる中国では自転車の交通事故も多い。夜にライトがついていないので真っ暗だし、信号をちゃんとみている自転車の利用者が少ないくらい。

 日本にいるように交通信号見るだけで行動するのは非常に危険なので、常に回りの車や自転車に注意すること。

 トラブルがあったらとりあえず交通警察に届け出よう。緊急無料電話:122

 交通事故に遭ったら、タクシーか救急車(無料救急電話:120)を呼んで病院に直行する。成るべく早めに日本領事館や加入した保険の保険会社に連絡し、その後の対策について相談しよう。

 大都市ではできるだけ国際的な病院、できれば日本人医師がいる病院へ運んでもらおう。

ヤミ換金に巻き込まれる:中国では中国人民元を自由に外貨に両替できないので、外貨が欲しい人はヤミで正規レートより5%高いレートで両替する。

 銀行前や外国人がよく出没している上海の南京路などのところで外国人と見れる人に声をかけてくるヤミ換金する人がいる。

 ヤミ換金は中国では法律違反だ。公安などに捕まえられたら、金を押収されたり、取り調べを受けるハメになる。

 ヤミで両替した金のなかでは人民元の偽札がたくさん混ざっていることは多い。

 中国では面額の大きい札の偽札が出回っているので、中国の銀行のチェックは厳しい。銀行からもらったお金は偽札は絶対ないので、まず安心だ。

 正式なホテルの両替所や銀行に限って両替すること。

 両替する際、ちゃんと領収書をもらうこと。

 甘い言葉に釣られないようにヤミ両替に手を出さないこと。

△緊急連絡先

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