の 2008年11月19日
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宿泊施設

 中国は20世紀の70年代から開放改革の政策を実施し、経済は急成長してきた。外国人のビジネスマンや観光客も年々増えつづけてきた。それに対応し、ホテルやレストラン、観光地の施設など非常によく完全された。

 なんと言っても発展途上国の中国はまだまだ日本ほどではないので、日本になれきった日本人観光客には難しいところや、注意すべきところもある。

 12億あまりの人口を有する中国ではさすがにどこへいっても宿泊施設がある。ただし、外国人が泊まれるところは国家観光局に決められた「渉外」ホテルのみ。

●宿泊施設

 「ホテル」に相当する言い方は中国語のなかでは「飯店」、「酒店」、「賓館」、「大廈」などがある。少し高級そうな格好つけで、飯店や酒店の前に「大」がつくようになる。街のグレードの低い中国人向けのホテルは「旅館」や「旅店」といい、大学や政府機関などは外部の人が訪れる場合に備えて宿泊施設が建てており、それは「招待所」という。

 大都市では外国人の宿泊場所の管理は厳しくて、旅館や招待所ではほとんどとまることはできないのだが、地方へ旅すると旅館や招待所しか宿泊施設がない場合も多い。ドミトリーや共同シャワーといったケースも少なくない。そのわりに宿泊費も非常に安い。

○ホテルの利用

 十年前の中国では、ホテルといったら、大都会にしかないイメージだったが、今通遼やシリンホトなどの小さい都市でもかなり立派なホテルができた。館内のレストランもサービスも一流。

 料金はやはり北京、上海などの都会のほうがたかい。ホテルの料金の計算方法は、1ルームいくらという形は普通だ。ツインルームに1人泊まっても、2人泊まっても料金は同じだ。シングルルームがツインより安いかと思ったらそうでもない。かえって一人で泊まりたい場合はツインより高級で、値段の高い部屋を用意されることがよくある。

 ツインルームに三人泊まりたい場合はエキストラベッドを入れてもらうことができる。そのばあいはエキストラベッド代を支払う。

 高級ホテルではすべての費用にはサービスチャージを加算されるのが普通だ。宿泊費に含まれるようになっているホテルは増えているが、予約するときに必ず確認することと、清算の際にちゃんとチェックしよう。

 または「都市建設税」などの地方政府による税金もよくあるので、さらに加算される。 

 基本的に中国では「チップ不要」。ホテルでも当然必要ない。その代わりに10〜15%のサービスチャージを支払っている。最近、西洋人客が増えて、チップになれているポーターなどの係員がいる。払ってあげたいときだけ5元か10元札を渡せばじゅうぶんだ。

 中国ホテルの料金はシーズンによって変わったりする。シーズンになると込んでいることも多いので、必ず電話で予約すること。ほとんどのホテルは日本語が通じない。大都市の3つ星以上ホテルは英語は大丈夫。小さい旅館や地方のホテルなどは中国語しか通じない場合が多い。

 直接レセプションに行ってチェックインすると正規料金を要求されることが多いが、電話で予約する場合は少しでも料金が安くなる可能性がある。また、部屋の予約が取れないときには、知り合いや旅行会社に頼んでホテルを頼んだほうが確実だ。

 中国のホテルは基本的に安全だ。各フロアーには24時間体制で服務員がいて廊下をチェックしている。部屋に貴重品が入れられる金庫やフロントに貴重品保管サービスがあるのが普通だ。

 留守中に掃除する人やルームメークの人がくるので、貴重品や必ず携帯するか、金庫に預けておこう。

○旅館や招待所の利用

 大都市の旅館の利用者は中国人に限っている。地方では外国人でも泊まれるところが多い。値段が安く、サービスには期待できない。両替や国際電話もできない。用意してあるシーツや布団などの衛生も満足できないので、多くの日本人はパジャマに着替えずに寝る。寝袋を利用する日本人も少なくない。

 高級ホテルでは料金はカードで支払うことができるが、旅館では外国のカードはつかえないし、必ず現金の前払いを要求される。

 招待所にとまるときには普通内部の人の紹介や予約が必要。料金は旅館なみに安いわりに清潔なところが多い。

 旅館や招待所に宿泊するばあいは安全問題に注意しよう。強盗や盗難に遭うことはめったにないが、服務員が売春の手引きをしたり、宿泊客の荷物を失敬したりすることも実際におきているので、最低限にチェックしたほうがよい。

 

   

 


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