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鉄道は一番よく使われる
中国の国営鉄道は総延長がすでに6万キロもある。チベット自治区を除く全省・自治区に鉄道に敷かれている。1998年以降、新線の開通や新車両の投入、列車のスピードアップが図られ、サービスも徐々に改善している。切符販売にはコンピューターを導入し、まだ、切符の入手が難しいが、前よりはずいぶんよくなったことも確かである。
列車の種類はいろいろ。列車は設備や速さによって等級に分けられ、料金も異なっている。普通列車のほか、特急に相当するのは「特快」、急行に相当する「直快」、さらに高速走行が売り物「高速」(時速200キロ)、「準高速」(時速160キロ)がある。ほかにも列車の種類が多い。
○直通旅客列車:長距離を走る列車で、停車駅が多くて、時間がかかる。列車の番号は300〜500.
○旅遊列車:観光客向けの優等列車。おもな観光都市へ行っている短距離や長距離など種類はさまざま。車両はほとんどに新しいもの。観光シーズンのみ運行しているのが多い。
○管内旅客列車:ひとつの鉄道局区内のみ走る列車。列車番号は大体600番台。
切符の種類もさまざま。車両や設備によって異なる。長距離列車には寝台、軟席、硬座に分かれているが、短距離列車には寝台車両はない。
○寝台切符:寝台切符でも2種類ある。
A)軟臥:ドアつきの4人寝台コンパートメント。室内の配置は普通2段ベッドが2つ、窓際のテーブルを挟むという形。車両のグレードも値段も一番高い。全席指定。日本のA寝台に相当する。
B)硬臥:ドアのついていない6人の寝台コンパートメント。3段ベッドが2つ、その間にテーブルが1つという配置。上のベッドは人間がまっすぐに座れないくらい天井に近く、値段は一番安い。下のベッドははやり一番便利なので、値段も一番高い。窓口で2枚を買うばあいは普通自然に一番上と一番下になる。全席指定。
○軟席:片側2人掛けの座席で、席の間も割に広いし、ちゃんと白いシートカバやテーブルクロスもついている。お茶も無料サービス。値段は割りに高いが、硬座よりはかなり快適。全席指定で、日本のグリーン車に相当する。
○硬席:片側3人掛けの向かい会わせて並べている6人ボックスという形。椅子が硬くて、背もたれは直角で調節できない。お世辞でも快適とは言いがたい。
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