チベット

 青蔵高原に位置するチベットは古来から神密なところとして、世間に注目されている。ここには、雄大な雪域の自然風光と青蔵高原牧民たちの原始生活方式が観光客の趣味を募っている。

 チベット自治区の面積は120万ku、中国の八分の一を占めている。人口は225万、中国人口密度の一番小さい省である。チベット族、漢族、モンバ族、ナシ族、回族など。その中に、90%はチベット族である。

 チベット高原は青蔵高原の主体部分である。海抜4000m以上、「世界の屋根」と呼ばれている。海抜8848.13mの世界最高峰──チョモランマを征服するのは世界各地の登山、探険者の夢である。

 チベットの地理風光は非常に奇麗である。雪山、草原、湖泊、原始森林など、それぞれ独特な風格を持っている。特に有名なのは、ヤルツァンポ谷間である。アメリカのカロラト谷間は世界一谷間と言われているが、近年来、科学考察の新しい情報で世界一の谷間はカロラト谷間ではなく、ヤルツァンポのナンジャバワ谷間(長さ496.3km、一番深いところは5382m)である、という説がある。旅遊資源が豊富なので、漂流探険のいいところである。

 チベット自治区の区都──ラサはチベット語で「神の地」を意味し、チベット族の聖地として信仰の対象となり、生涯に一度はラサへ参拝に行くのがチベット族の夢である。ラサは1300年の歴史を持つ古都で、チベットの政治、経済、宗教の中心地として、現在でも重要な役割を果している。ラサの気候は非常に乾燥している。晴天が多く、日差しも強い。また気温の差も激しい。夏の晴れた日には30度を越えることも多いだが、同じ日の夜半には0度近くまで下がる日があるのだ。

 観光地としては、チベット仏教最高の存在であり、チベットのシンボル──ポタラ宮、ラサ最大な寺院であり、巡礼者が遠路はるばるとやってくる参拝する。ジョカン(大昭寺)、世界最高峰──氷峰雪嶺のチョモランマ、神秘莫測の神山カイラス山、チベット三大聖湖など、多くの人々に知られている。

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